【開催報告】「第3回 こども・未来・おしゃべりサロン」~「幼稚園」における「預かり保育の今・これから」~

日中だいぶ温かくなってきて、桜の開花が今日か明日かという3月下旬。ところがイベント当日の3月26日は肌寒い雨が降ってしまいました。
そんな足元の悪い中、さらに、年度末の大変お忙しい中、豊島区駒込のもみじ幼稚園に、5つの私立幼稚園の先生方が集まってくださいました。
参加してくださったのは園長先生、主任先生、あるいは、預かり保育を担当されている先生です。

各園の現状を語り合いました。
「ウチの園はこんな風に預かり保育を実施しています」

参加された園は、いずれも預かり保育は実施。それでも、実施時間や年間の実施日数、どのお部屋で?担当は誰?など、方法は様々でした。

保護者の期待、ニーズを理解したうえで、預かり保育を実施されていますが、様々な課題があり、先生方はさらに良い方向性を真剣に考え日々工夫されていらっしゃることがわかりました。

「それってもう少しおしえて!」などと、自然に質問が出される活発な話し合いが行われ、あっという間に時間が過ぎて、予定時間もオーバーしてしまうほど。

イベントを終えて

幼稚園もこども園も保育所も、園は子どものための場所・こどもが遊ぶ中で育っていく場所です。

熱心にお話をされる先生方を見て、先生方が考える「子どもにとっての預かり保育」の形こそ、こどもにとっての「こどもまんなか」なんじゃないか、と感じました。そういう意味で、「幼稚園」における「預かり保育の今・これから」を語り合えたのは私にとっても素晴らしい気づき・学びの時間でした。

ご参加いただいた皆さま。そして会場を提供いただいたもみじ幼稚園様、ありがとうございました。

「預かり保育」をテーマにした初めての話し合いは、各園の今・現状にスポットを当てました。さて、次回のテーマは、

の予定です。 時期は夏休みに入った頃。

お父さんもお母さんも共働きがスタンダードになってきている今。

  • 長い時間預かってくれること
  • 毎日預かってくれること

が求められています。そうでなければ共働きは難しくなりますね。

保護者が困らずに安心して子どもを預けて働ける。

このことを保証したうえで、次回は話題を今から未来に。
「こどもにとっての預かり保育」の理想を考えていきたいと思います。

本日参加された先生方、そして次回は行ってみようかな、という先生方へ。次回もきっと熱く楽しいおしゃべりになると思います。乞うご期待!

おまけ
BFCの「こども・未来・おしゃべりサロン」の特徴

本日、おしゃべりサロンに参加された方々は終了後「今日皆さんのお話を伺えて良かった」と言ってくださいました。主催者としてとっても嬉しいお言葉でした。

始まる前、主催者として皆さんにお願いしたことがあります。

今日お話しいただけることは各園の大切な情報ですから「こんなことを〇〇園のだれだれ先生が言っていた」などとご本人の了解なく公開するのはやめにしましょうね、と。皆さんが共有した各園の預かり保育の現状や課題を、それぞれの園における預かり保育のより良い方向に活かしましょう!と。ホンネで話し合える大切なお約束です!

BFCはこのお約束を大切にして、これからもいろいろなテーマの「こども・未来・おしゃべりサロン」を企画してまいります。みなさん、どうぞお気軽にご参加ください。